SONDU/MIRIU HOME PAGE
トンネルの作業坑の入り口は現在1500m3の水が溜まり、その水を周辺の 住民は生活用水としています。洗濯もしていますが貯水が洗剤で汚れない ように、貯水から離れた所で洗濯をしています。
工事中に施工業者が無料で地元に給水していた工事用水を、地元婦人 会が給水所で20リットル間で1ケニアシリング（1.5円）で売っていましたが、 水汲みの子供達は現金がないため、給水所からではなく雨水が溜まった 泥水をかき集めて家に持ち帰っていました。水の重要性、人々の暮らし、 貧しさが水の豊富な日本と比較し、しみじみと、そして悲しく哀感されるアフ リカの現実です。
貧困削減のために水を供給する施設を作れば済むかといえば、そうでは なく、人々の収入増に繋がる灌漑水路や発電施設の建設が水供給と同時 に行われる必要があります。
投資がリサイクルすることが出来れば、生活、教育水準の向上、貧困の削 減に貢献することになります。
まずは、飲料水の確保ですが、収入の向上に役立つインフラ整備の方策 を探求していきたいです。
了